咽頭炎と性病

喉が痛いのに性病!?

一般的に喉が痛くなるとまずは風邪の症状だと感じるでしょうし、内科や耳鼻科を受診して治療しようよ考えるはずです。
しかしそこで咽頭炎と診断された場合、もしかするとそれは性病からくるものかもしれません。

咽頭炎なのに性病?と思うかもしれませんが、淋菌感染症やクラミジア感染症などの性病はセックスだけでなくディープキスやオーラルセックスからも感染するリスクがあるので、喉の痛みが初期症状として出てくることもあるのです。
もし口から感染してしまったとすると、それが喉に進行していき咽頭炎の症状が出てきますから、それまでのところで感染するような心当たりがあるなら一度性病の検査を受けておくといいでしょう。
淋菌感染症やクラミジア感染症は放置しておけば自然に治るということはありませんし、それどころかどんどん症状は進行してしまいますので早めに発見し、治療をスタートさせることが重要になります。

性病は放置しない

性病を放置して進行していくと、自覚症状がどんどん出てくることもありますが、逆に自覚症状が薄くなって治ったのではないか?と勘違いすることがあります。
しかし確実に菌は入り込んでいますし、それが消えることはありませんので、そのままの状態で恋人ができて性的な関係を持てば当然相手に性病を移してしまう可能性は高くなります。
淋菌感染症にしてもクラミジア感染症にしても粘膜感染しかしませんから、もし交際をスタートさせてからそれが発覚すればもしかしたら浮気をしているのでは?と疑う原因になりますし、その結果別れることになるかもしれません。
またもっと深刻な状況になると、不妊や重い生理痛に悩まされる結果になる女性もいますので決して軽く考えてはいけません。

どこで検査すればいいの?

喉の痛みがある場合は咽頭炎の可能性が高いので内科や耳鼻科でもいいかもしれませんが、その段階で性病だと判断されることがないかもしれません。
性病かどうかの検査は泌尿器科や婦人科でやっていますので、もしかしたら性病かもしれないという疑いがあるなら泌尿器科や婦人科へ行って検査してもらうといいでしょう。
保険適用であればだいたい3.000円~5.000円の費用でできますし、保険適用外でも10.000円前後で受けられます。
その日のうちに結果が出るところもあれば、2,3日かかるところもあります。
いずれにしても早めに発見して治療することが大切です。