性病感染後の泌尿器科への通院

感染後の通院について

性病の感染に気付いたら治療を考えますよね。
このときの受診先の一つには泌尿器科がありますが、治療を開始したら通院が必要になることも多いです。
性病は風邪のように2~3日で治るとは限らず、適切な診断を受け、治療を開始したあとも完治までには時間がかかることがあるのです。
何度か定期的に診察を受けて様子を見つつ、投薬を必要に応じて続けながら完治を目指すという流れになるため、医師からは通院を指示されることもあります。

もう来なくても大丈夫と言われるまではなるべく指示通りに通院してください。
そうでないと性病が治りきらず、再発することもあるためです。
特に性病は症状が出ない場合もあり、自覚症状がなくなったから完治したとはすぐに判断できません。
症状が出ない形で再発していた場合、周囲の人に知らずに病気をうつしたり、長期間の感染により別の病気に発展したりする恐れがあります。
このようなことがないよう、性病に感染後、泌尿器科などで治療を受けるときは指示通りに通院するようにしてください。

通院はどれくらい必要?

通院にかかる期間は症状や治り具合によって変わるため、一概には言えませんが、1~2か月ほどの通院は必要になる場合があります。
ただし、実際の通院期間は診察時に医師に相談してください。
どれくらいで治るかは元の症状の程度や治療を開始したあとの治り具合によるため、同じ性病でも人によって通院期間は変わります。

また、最近では耐性菌の存在が問題になっており、以前よりもスムーズに治りにくいケースも出てきています。
このようなこともあるため、性病感染後の泌尿器科への通院期間は主治医とよく相談してください。
通院の終わりは医師が判断する形となりますが、治療を一度終え、性病検査を再度受けて陰性反応になったら終了となることが多いです。

治療が終わったら再発防止に注意を

ご紹介したように性病の治療には多少の通院が必要になります。
これは泌尿器科以外の病院でも同じで、性病科、女性の場合は婦人科などでの性病治療でも通院の指示が出る場合は多いです。
感染後には治療のために手間がかかるため、再発防止に注意するといいでしょう。
性病の感染をできるだけ避けるには、不特定多数と性的な行為をしないことが大事です。
特定の相手としか性的な行為をしなくても、その相手が不特定多数と行為をしているとその相手を通して病気をうつされる可能性が高いため注意してください。
もし性的な行為をするときには避妊具など付けることも大事です。