淋菌感染症とは

淋菌感染症について知っておこう

近年、インターネット上でもあらゆる性感染症についての記事をよく見かけますが、中でも淋菌感染症はよく知られている性感染症として知られており、名前を聞いたことがある人も多いと思います。

淋菌感染症は性感染症の中でも感染する可能性が高い部類に入るものなので、今回は淋菌感染症とはどんな性感染症なのか、またどういう経路で感染するのかお伝えしていきたいと思います。

まず淋菌感染症はクラミジア感染症と同じように粘膜感染する性感染症で、一度感染すると自然治癒することはなく、どんどん体内へ入り込んでいきます。

ですから感染したあとでそのまま放置していると、どんどん進行していきますから、できるだけ早い段階で治療をスタートさせなければいけませんし、逆に言えばそれができないと症状が重篤化する可能性があると言えます。

淋菌感染症の症状

まず淋菌感染症に感染してしまった場合、どのような症状が出てくるのかと言うと可能性として考えられる疾患は尿道炎、精巣上体炎、子宮頸管炎、骨盤内感染症(PID)、 咽喉頭炎、結膜炎、直腸炎、播種性淋菌感染症(DGI)といったものがあげられます。

これは淋菌感染症が粘膜感染するからで、セックスやディープキスやオーラルセックスといった行為によって感染します。

初期症状としては男性であればペニスのかみゆや排尿痛、残尿感、膿が出てくるといった症状が見られますし、女性の場合は膣のかゆみやオリモノの量が多くなったりします。

もしこういった症状が見られる場合は一度泌尿器科や婦人科を受診して検査をしてみたほうがいいですし、最近ではオーラルセックスも増えてきているので咽頭炎の症状が見られる場合も疑ってみたほうがいいかもしれません。

淋菌感染症を予防しよう

淋菌感染症やクラミジア感染症など粘膜感染する性感染症は性行為が関わってくるので、まずはコンドームをきちんとつけて行うことが重要になります。

加えて定期的に性病の検査をすることで、万が一自分が感染していても早期発見できますから、その分治療期間も短くなり治療費も安く済みます。

性病の検査は泌尿器科や婦人科で行えますし、簡易的な検査キットも販売しています。

そして不特定多数の人と性的な関係を持たないことも重要だと言えるでしょう。

やむを得ない場合はやはり検査を定期的に受けることが重要ですし、治療は抗生物質による投薬治療がメインになることも覚えておいてください。