男性の淋菌感染症

男性の淋菌感染症

男性の淋菌感染症は主に尿道や喉などが感染部位となります。
尿道に感染したときは排尿時の痛み、違和感、尿道の違和感、かゆみ、不快感、膿などの症状が出ます。
喉に感染したときは症状が出ないこともありますが、出たとしたら喉の痛みや違和感、微熱など、風邪のような症状となります。
このほか、何らかのきっかけで淋菌が目に入ると、そちらでも感染症が起こり、目を中心とした腫れ、目の充血、独特のめやになどの症状が出たりしますね。
これらが男性の淋菌感染症となります。

男性の淋菌感染症の原因とは

これら病気に男性がなる原因とは何かというと、主要な感染経路となるのは性行為やオーラルセックス、ディープキスなどの行為です。
性病は性行為のときにうつることを知っている方も多いでしょう。
淋菌感染症もそのような形でうつるため、男性がこれになるきっかけもやはり性的な行為となります。
すでに病気を持っている方とこれら行為に及ぶと、淋菌感染症となる可能性が高くなるのです。

これ以外の感染の原因はあるかというと、基本的にはあまりないのですが、まれにあるケースとして、タオルの共有や便器が原因となる場合もあります。
淋菌感染症の方が使ったタオルをそのまま使いまわすと、そのタオルを介して感染するわけです。
便器は基本的に多数の方が使うものとなりますが、清掃が不十分な場合、ここを介して感染する場合があるのです。
淋菌は体の外に出ると長時間生きていられないことが多く、このようなケースはまれとなりますが、これらも感染の原因になる可能性はあります。

淋菌感染症を防ぐために

淋菌感染症は一度なるともうならない病気ではないため、治療が終わったあとは再発防止に取り組む必要がありますよね。
大事なのはすでに淋病に感染している相手との性行為などをなるべく避けることです。
そのような行為は感染の可能性が高いため、なるべく避けてください。
とはいえ、相手が淋菌感染症かどうか、見た目ではわかりません。

そして男性にとって注意したいことですが、女性は淋菌感染症になっても無症状となることが多く、感染の自覚がない方も多いのです。
そのようなことも含めて性行為をするパートナーをよく選ぶことが大事です。
なお、避妊具を使うと感染のリスクを少し下げられますから、不安なときは必ず使うといいでしょう。
あとは他人とのタオルの共有や、不衛生なタオルや便器の使用は控えることなどが男性の淋菌感染症の再発防止策となります。